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「記録映画を見る会」とは?

   記録映画といっても公開を前提とて制作された物ばかりではなく、役所や学校が記念に製作した16ミリ映画や、市民マニアが撮影したご家庭や地域の季節行事の 8ミリ映像を探し出して、当時の文化や習俗を楽しみながら見る会です。 古い記録映画の探し出しと上映会を一緒に楽しみましょう!! 

meiyokaichou.jpg さてみなさん! ぜひご参加ください  名誉会長 浜村 淳

まずは「フィルム発掘」そして「デジタル復元」へ

  ちょっと高邁なお話になりますが、経済の高度化がもたらした都市化志向の現代社会では、核家族化が進み、風俗・習慣といった市民文化の継承がおぼつかない状況に陥っていることは、どなたも納得いただけると思います。そこで、風俗・習慣を追体験できる文化継承の最も優れたツールである記録フィルムを行政や市民の協力により探しだし、復元し市民アイデンティティの育成のための文化的財産としてアーカイブを構築することが重要だと私たちは考えます。

  記録フィルムといってもNHKや映画会社の持ち物ばかりではありません。住いの近くの役所や学校を訪ねてみると案外たくさんの記録フィルムに出会うことができます。また、8ミリマニアの市民の方に協力いただくことで、忘れてしまいそうな時代の運動会やひな祭りなどの行事や風習を撮影したフィルムに出会うことができます。8ミリマニアのお知り合いからお借りしたフィルムが楽しい時間旅行に招待してくれます、また、古い記録フィルムをデジタル復元することで、フイルム所有者の方にも喜んでいただいております。 

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復元したフィルムは映画会で楽しみましょう! 

 地域の古い記録フィルムが集まったら、地域の企業や有志と一緒にフィルムをデジタル復元をし、公共施設やお店などをお借りして映画会を開催します。上映会への参加費は無料もしくは開催実費だけの負担としています。

 上映会に参加されたお年寄りは、ご自身が現役だった頃を懐かしみ、上映会の後は思い出話に花が咲き、時間を忘れて話し込まれることもしばしばです。また、参加された若い世代や児童には映像を真剣に見られる方が多くいらっしゃいます。上映会の後のお年寄りの歓談にも進んで参加されており、地域のお年寄りとの交流も生まれているようです。地域での上映会の開催のご要望がございましたら「記録映画を見る会」に遠慮なくご相談ください。ご要望により高齢者施設や企業や学校などでも上映会を開催しています。 

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警告! 古いフィルムが見られなくなる・・・

  古い記録映画がもう見られなくなるかもしれません。大昔の映画フィルムは可燃性のニトロセルロースという素材が使われていました。昔の映写機は度々故障して上映中に止まってしまい、映写機の強い光でフィルムは燃え出し度々火災を発生させました。 そこで、不燃性のアセテートベースのフィルムが開発されました。この不燃性のフィルムは、長年の時間とともに空気中の水分と反応して、加水分解し酢酸ガスを発生させます。このフィルムは長い時間にうちに加水分解進み、縮み、フィルム同士が接着し、最後には溶けてしまいます。重要なフィルムほど缶などに厳重に保管されており、酢酸ガスが閉じ込められフィルムの溶解を加速する結果となってしまいます。重要な古いフィルムは、早く再生復元しないと二度と見ることできないと言うのは以上の理由からです。 お近くに古い記録フィルムがある場合は、 是非「記録フィルムを見る会」までご相談ください。 フィルムをデジタル復元することで永遠の命を吹き込みます。  

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映像よる回想法で高齢者は豊かな気持ちに

 復元された年代物の映像は、高齢者が心安らかに過ごせる心理ケア「回想法」に応用できます。回想法は、1963年米国の精神科医ロバート・バトラー(Butler R.)が、それまで否定的にとらえられてきた老年期の回想を肯定的に再評価することを提唱したことから始まります。人は年をとると昔の出来事を思い出すことが多くります。老年期における回想を促進し、心理学的援助に応用したものが回想法なのです。欧米ではすでに30年以上にわたって回想法に関する理論的研究や臨床実践が行われており、日本の高齢者施設でも昔の写真や骨董品などを用いてグループ回想法が行われています。

回想法は認知症の改善にも効果があるという臨床報告もされており全国の老人ホームやケア施設で実施されています。「回想法」によるライフレビューの会を再生されたフィルムの上映会とセットで展開することで、文化の継承に留まらない大きな意義を持ちます。

<事例紹介>

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「北九州ナトコの映画館」戦前・戦後の記録映像を復元。約4000名の高齢者を招待し、映画上映を行い大好評を得た。当日は、回想法の第一人者野村豊子岩手県立大学教授のコーディネートの下、映像を使った始めてのグループ回想法が実施された。

主催:(社)北九州青年経営者会議